ミサワホーム、千葉県に高齢者住宅と訪問介護事業を組み合わせた施設を建設
2021-11-25 14:39:00
2021-11-25 15:22:27
クオリテック株式会社は、デイケアサービスの利用者および送迎スタッフを対象に「介護施設の送迎状況」についての調査結果を2021年11月24日に発表しました。
同調査は通所介護施設(デイケア・デイサービス)の送迎スタッフ506人、家族が利用している人508人の回答をまとめたもので、双方の意見が明らかになっています。
家族側の状況
デイケア・デイサービスでスタッフの送迎を利用することがあると回答した人は83.1%です。介護送迎が遅れることが「頻繁にある」の回答は3.3%、「たまにある」は41.2%です。
遅れた時間は最大で「10分未満」が21.3%、「10分以上20分未満」が47.3%、「20分以上30分未満」が21.3%で、遅れる連絡があったとの回答は62.2%でした。
家族にとって、どのくらい遅れるなら連絡がほしいか聞いたところ、多い回答は「5分以上10分未満」が33.1%、「10分以上20分未満」が39.6%でした。10分前後の遅延が予測される場合は、連絡が必要と考えられます。
遅れると困る理由で多いのは「他の用事が行いづらい」が63.2%、「準備の時間が増える」が33.3%、「利用者の機嫌が悪くなり対応に困る」が24.4%です。
送迎車両の位置が分かる、または位置通知があれば助かるという理由について、「予定を組みやすくなる」37.4%、「スケジュール調整が楽になる」21.1%などが多くあげられています。
次に、送迎スタッフ側に遅延が生じる原因を聞いたところ、「交通渋滞などの道路事情」が62.7%、「乗降時における利用者への対応」が54.4%、「利用者家族の準備待ち」が36.8%、「送迎前・中における緊急対応」が36.2%です。
スムーズな乗降のために、スタッフ・家族の両方の協力が求められることが分かります。そこで、スタッフが送迎を待つ利用者側にお願いしたいことを聞いたところ、「すぐ出かけられるように、準備をしてほしい・段取りを済ませてほしい」などが多くあげられています。
送迎車の位置が利用者に分かれば、業務負担が「減ると思う」との回答は83.6%という結果でした。レポートでは、双方の課題を解決するシステムが求められるとまとめています。
(画像はプレスリリースより)
【インフォメーション】
クオリテック株式会社のプレスリリース(PRTIMES)