認知症の高齢者が販売する「てへぺろキッチンカー」イベントを大阪で開催

2021-10-06 10:15:39

介護事業所と地域のイベント

特別養護老人ホーム ラヴィータ・ウーノは、認知症の高齢者が販売するお弁当屋さんイベント「てへぺろキッチンカー」のイベントを開催すると2021年10月4日に発表しました。

10月17日から11月6日までの間に6回、大阪市此花区と福島区で行われる予定です。

 

高齢者と地域の飲食店を応援

この企画は、キッチンカーで街に繰り出し、現地の飲食店から提供してもらったお弁当を、認知症を抱えた高齢者が販売するというものです。高齢者にも活躍の場を設けながら、コロナ禍の影響を受けている飲食店を支援し地域の活性を促します。

コラボ飲食店は、BANDAのスペイン料理弁当+パティスリークロシェのお菓子、マルシンの牛すじカレー、ロドおじさんのタコス、征家の焼鯖棒寿司など地区ごとにバリエーションを変えて提供します。

感染対策を行いながら、遊び心満載のイベントとなっています。

 

地域を元気にするプロジェクト

てへぺろキッチンカーは、小規模多機能型居宅介護「アルモニー此花」、認知症対応型共同生活介護「こころあい海老江」、特別養護老人ホーム「ラヴィータ・ウーノ」の介護事業所がプロジェクトメンバーとなり、自治体やボランティアの協力体制を得て行われます。

プロジェクトメンバーは、認知症を抱えた高齢者がホールスタッフを務めるレストラン・イベント「てへぺろキッチン」を2019年に開催しました。2020年も予定されていたものの、新型コロナウイルスの影響でイベントは中止となっていました。

高齢者に再び役割を持って元気でいてもらいたいという思いから、今回はキッチンカーでの屋外イベントに変更し行われることになりました。

(画像はプレスリリースより)

 

【インフォメーション】

ラヴィータ・ウーノのプレスリリース(@Press News)

https://www.atpress.ne.jp/news/278614