セミナー「2040年に向けた介護現場の生産性向上と人材確保に向けた施策」を開催
2022-08-10 13:24:00
2022-08-10 15:35:17
株式会社三菱総合研究所(以下、MRI)とアトラス情報サービス株式会社(以下、アトラス)は自治体向けの科学的介護予防ソリューションパッケージの提供を開始しました。
MRIはこれまで兵庫県淡路市をはじめとする自治体の体操教室や筋力トレーニングなどについて効果検証を実施するとともに、オンラインを中心とする体操プログラムの導入を進めてきました。
一方、アトラスはMRIが実施する効果検証のためのデータを整備するとともに、データ基盤を構築してきた実績があります。
両社は、60歳以上96歳以下を対象に体操教室などに参加した人と参加しなかった人の社会保障費を比較したところ、年間で数十万円程度の差があることがわかりました。
今回提供を開始したパッケージでは、新規および継続的な運動への参加のために計測会や健康教室をプログラムに取り入れます。
また、オンライン体操を中心としたプログラムを提供することで、男性層の参加率上昇、前期高齢者の参加を促進させながら、社会保障費の軽減に努めます。
両社は今後、全国の自治体向けにサービスの提供を加速させるだけでなく、広域連合向けにもサービス提供の拡大を目指します。
また、体操教室などの運動は介護予防に一定の効果のあることがわかったことを踏まえ、将来的に栄養・食、趣味・文化および社会参加などの分野において介護予防効果のあるサービス開発の継続と提供に取り組む考えです。
(画像はプレスリリースより)
【インフォメーション】
株式会社三菱総合研究所/アトラス情報サービス株式会社 プレスリリース