直方市がウェアラブルデバイスを活用、日常活動と医療・介護との関連性を調査

2022-07-15 17:46:35

ウェアラブルデバイスで高齢者の日々の活動状態を取得

福岡県直方市(以下、直方市)がウェアラブルデバイスを活用し、日常活動と医療・介護との関連性を調査していることを、7月13日に発表しました。

直方市は国立大学法人 九州大学と協力し、「レセプトデータなどを用いた地域住民の健康寿命の延伸と健康格差の解消を実現するためのデータ分析(LIFE Study)」を進めています。

高齢者活動グループに腕時計型のウェアラブルデバイスを1か月間装着してもらい、歩数や脈拍、睡眠時間などをデータとして取得。医療・介護レセプトデータ、健診データなどと照らし合わせることで、日常活動と医療・介護との関連性を調べています。

 

 

介護予防事業などに関する政策立案の基礎資料構築も

直方市の高齢者活動グループに協力してもらい活動データを収集、参加者には「健康チェック測定会 結果シート」としてデータ計測結果をレポートとして提供。平均消費カロリーや平均歩行距離、最高歩数記録などの「運動データ」や、平均睡眠時間や平均レム睡眠などの「睡眠データ」、安静時心拍数が確認できる「心拍数データ」によって、各自健康状態の確認ができます。

直方市は今後、医療・介護レセプトデータ、健診データなどを活用することで、保健事業や介護予防事業に関する政策立案の基礎資料構築につなげるほか、同市民の健康改善に資するエビデンスの創出を目指していきます。

(画像はプレスリリースより)

 

【インフォメーション】

直方市

https://www.city.nogata.fukuoka.jp/

直方市のプレスリリース(PR TIMES)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000090449.html