ライフイベントでブランクのある女性人材を、採用担当者はどう考えているか

2022-06-21 12:46:57

採用する企業の意識と実態

株式会社ノヴィータは、職歴にブランクがある女性人材を採用する企業側の意識や、女性人材の現状を調査し、2022年6月14日に結果を発表しました。

企業向けの調査は、30人以上の企業・組織の中途採用に関わる20~60代の男女1,041名、個人向けの調査では離職経験があり、1年以内に再就職を希望している25~49歳の女性331名を対象にしています。

企業向けの調査によると、職歴にブランクがある中でも優秀な人材がいると考える企業は83.5%。ブランクの期間をポジティブに捉えており、実際にブランクのある人を採用した企業は66.7%となっています。

採用したときのブランク期間は「3年未満」が69.8%、ブランクのある人材を採用して「良かった」と回答した人は54.3%、「悪かった」は11.5%「どちらとも言えない」が34.1%でした。

自由回答でも、「予想以上に能力がある」「他業種は柔軟性がある」「経験から再現性が高い」など評価しています。

 

 

ブランクのある女性の意識と実態

次に個人向けの調査で、ブランクのきっかけを聞いたところ、「結婚」「出産・育児」「転勤」「介護」などで、再就職までのブランク期間は「2年未満」が58.6%、「3年未満」は69.5%でした。

ブランク期間をポジティブに捉えている求職者は35.3%と低く、企業側の「優秀な人材がいる」というポジティブな捉え方と対照的な結果となりました。調査では、ブランク人材を受け入れる仕組みづくりが必要であると報告しています。

(画像はプレスリリースより)

 

【インフォメーション】

株式会社ノヴィータのプレスリリース

https://www.novitanet.com/news/20220614.html

調査主体:株式会社ノヴィータ

https://careermark.net/