【外務省】ベトナム人看護師・介護福祉士候補者第8陣が入国

2021-09-14 10:07:32

第1陣から第7陣まで、1,340名が入国

外務省は、9月10日、日・ベトナム経済連携協定に基づくベトナム人看護師・介護福祉士候補者第8陣95名が訪日したこと、また翌11日にも108名が入国する予定であることを発表しました。

平成26年度、初めて第1陣が入国。以来、第7陣まで看護師候補者180名、介護福祉士候補者1,160名の合計1,340名が入国しています。

うち、平成26年度から令和2年度の看護師国家試験で計116名が、また平成29年度から令和2年度の介護福祉士国家試験で計484名が合格を果たしました。

 

目的は人材不足対応ではなく、経済活動の連携強化

9月10日、11日の両日で看護師候補者37名、介護福祉士候補者166名の合計203名が入国することになりました。

これらの候補者は、訪日前に約12か月間の日本語研修を終えており、少なくとも日本語能力試験N3(日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる水準)を取得しています。さらに、日本国内の受け入れ病院・介護施設とのマッチングを経て雇用契約も締結しています。

候補者は入国後、約2か月半の日本語等研修を受講。令和3年11月中旬から全国の受け入れ病院・介護施設で就労・研修をスタートします。看護師候補者は最大3年間、介護福祉士候補者は最大4年間滞在でき、看護師は最大3回、介護福祉士は滞在4年目に1回、国家試験を受験することが可能です。

政府では、ベトナム人看護師・介護福祉士候補者の活躍が経済連携強化、ひいては両国の発展につながるものとして期待を寄せています。

(画像はホームページより)

 

【インフォメーション】

外務省 プレスリリース

https://www.mofa.go.jp/