TANOTECH、介護ロボットプラットフォームのリビングラボ事業で「TANO」を活用
2021-09-07 02:07:39
2021-09-10 12:14:37
渋谷区とKDDI株式会社 (以下、KDDI) は、9月6日、高齢者のデジタルデバイド解消による生活の質 (以下、QOL) 向上を目的として、スマートフォンを2年間無料で貸し出す実証事業をスタートしました。
この実証事業は渋谷区が募集した65歳以上でスマートフォンを保有していない約1,700名の渋谷区民が対象。
スマートフォン勉強会の実施や専用コールセンターを開設することで、スマートフォンの利用方法を教わる機会を創出するほか、簡単に相談できる環境を用意します。
また、QOL向上に向け渋谷区防災アプリ、健康アプリ、キャッシュレスアプリのプリインストールを実施。
さらに、実証参加者の利用状況に応じたサポートを継続的に実施することで、スマホデビューをした高齢者がスムーズにスマートフォンを使いこなせるようになる環境づくりを目指します。
渋谷区で暮らす65歳以上の高齢者は約4万3,000人。そのうち、約25%の人はスマートフォンを保有しておらず、区が発信する情報や防災アプリなどのデジタルサービスを十分に活用できていない状況です。
一方、これからニューノーマルを迎えた際、オンライン申請など非接触型サービスの活用が重要となることから、高齢者のデジタルデバイド解消は喫緊の課題として挙げられています。
両者は今回の取り組みを通じ、高齢者のスマートフォン利用促進によるデジタルデバイドの解消、ひいてはスマートシティの実現につなげていく考えです。
(画像はプレスリリースより)
【インフォメーション】
KDDI株式会社 プレスリリース