滋賀県、新たに介護・福祉分野に就職する人に資金を貸し付け

2021-09-10 12:10:34

介護人材の参入、育成、定着をサポート

滋賀県は、9月1日、社会福祉法人滋賀県社会福祉協議会(以下、滋賀県社会福祉協議会)が介護人材確保を支援する貸し付け事業の一環として、今回新たに「福祉系高校修学資金」「介護分野・障がい福祉分野就職支援金」を追加したことを発表しました。

貸付金の上限は20万円

「福祉系高校修学資金」は福祉系高校に在学し、介護福祉士の資格取得を目指す高校生が対象です。

一方、「介護分野・障がい福祉分野就職支援金」は、新たに介護施設や障がい福祉施設等で働き始める人を応援するもの。就職の際にかかる必要な費用を貸す制度です。

貸付金は1人1回限りの一括貸し付けで上限20万円、無利子。しかし、介護職員初任者研修や介護職員実務者研修等、特定の研修を終えたうえ、滋賀県内で2年間引き続き介護や障がい福祉の業務に従事した際には借りた金額の返還は全額免除となります。

また、再就職の場合でも直近の介護職員等や障がい福祉職員として離職した日から就職するまでに1か月以上経過していれば貸し付けを受けることが可能です。

様々な貸付金プランを用意

滋賀県社会福祉協議会ではこれまでも介護福祉士を目指す人を応援する「介護福祉士実務者研修受講資金貸付金」や、介護職に復帰する人を応援する「介護人材再就職準備金貸付金」などの貸し付け事業を実施することで介護人材の確保に努めてきました。

今回新たなプランを追加することで、さらなる介護人材確保につなげたい考えです。

なお、詳細等の問い合わせは滋賀県社会福祉協議会まで。

(画像はホームページより)

 

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