訪問介護記録アプリと介護保険請求システムが連携、記録作業がスムーズに
2022-03-10 16:54:00
2022-03-10 16:56:45
ソフトバンク株式会社(以下、ソフトバンク)と北里大学は、慶應義塾大学殿町先端研究教育連携スクエアの協力の下、スマートフォン(以下、スマホ)で取得したデータからフレイルリスクの自動判定および改善傾向の可視化の実現を目指す実証実験を2021年12月よりスタートしました。
なお、この実証実験の対象者は入院患者や通院患者、地域住民です。フレイルの自覚に基づいた行動変容や、自治体や企業、専門家による効果的な早期介入に関する研究を行っていきます。
一方、医療分野においては全身状態の改善や悪化のモニタリング、さまざまな治療を行う上でリスクを段階別に分けるといった研究を進めていく考えです。
実証実験では、北里大学の神谷 健太郎教授の研究チームで培われたフレイル研究の医学的知見、ならびにソフトバンクのAI技術を活用することで、医学的エビデンスに裏付けられたアルゴリズムを開発します。
具体的には、歩行速度や歩行の安定性、身体活動量に加え、社会的なフレイルに関する情報などをスマホから自動的かつ連続的に取得し、AI(人工知能)を活用しながらフレイルの有無やフレイルリスクのレベルを自動で判定できるアルゴリズムの開発を行います。
さらに、実証実験ではフレイル状態を可視化できるアプリの開発も行い、高齢者が自身の健康状態を認知できる取り組みも実施する予定。3者は人々が心身ともに健康に生活できる社会を目指し研究を進めていく考えです。
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(画像はソフトバンクのホームページより)
【インフォメーション】
ソフトバンク株式会社/北里大学 プレスリリース