デジタル×専門性 SOMPOグループ、「自立支援アプリ」(仮称)を開発

2022-04-20 15:08:20

AIモデルを使って介護を予測する時代に

SOMPOホールディングス株式会社ならびにSOMPOケア株式会社(以下、SOMPOケア)は、「自立支援アプリ」(仮称)を開発し、その試験運用を「自立支援プロジェクト」としてSOMPOケアが運営する介護付きホーム2か所にて開始しました。

 

 

悪化予測だけでなく悪化防止のための提案も実施

「自立支援アプリ」(仮称)は、SOMPOケアがこれまでに業務システムに蓄積されたさまざまなヘルスケアデータを解析し、利用者の介護状態をスコアで可視化・分析することで利用者一人ひとりの「3か月後の介護状態(悪化・維持・改善)」を予測するアプリです。

具体的には、3か月後の状態悪化が予測された場合、たとえば排泄機能が悪化するのか、または栄養状態が悪化するのかなどを示すだけでなく、今後サポートが必要となるといった生活状況の変化も明らかにします。

さらに、アプリでは「栄養の補助を検討する」「トイレまでの導線を見直す」といった悪化防止に向けた一般的な提案も可能です。

 

 

状態の変化を予測し先手を打つ介護を実現

これまでの介護は「現在の状態に対応していく介護」でした。しかし今後は「予測する介護」へと変革していくことで、利用者・職員・経営それぞれにメリットをもたらすと考えられます。

両社はまず、「自立支援プロジェクト」を進めていくことで利用者が現在の生活をできる限り継続できるようサポートします。その後、徐々に取り組みの範囲を広げ、SOMPOケアの他の介護付きホームへの展開を進めていく予定です。

(画像はプレスリリースより)

 

【インフォメーション】

SOMPOホールディングス株式会社/SOMPOケア株式会社 プレスリリース

https://www.sompo-hd.com/