Talknote、介護従事者を対象に「チャットツール」に関する調査を実施
2022-02-10 14:41:00
2022-02-15 16:26:10
SOMPOホールディングス株式会社/SOMPOケア株式会社/PST株式会社(以下、PST)の3社は、スマートフォンやタブレットなどで音声を解析して高齢者の嚥下機能評価を行う技術を共同研究開発し、2022年に事業化することを決めました。
今回開発した嚥下機能評価技術は、PSTが以前より研究開発に取り組み、最先端の解析手法を取り入れた「音声病態分析技術」がベース。いくつかの音声から嚥下機能の状態を分析し、蓄積されたデータを元に評価を行うものです。
この技術を活用すると、専門職に頼ることなく誰もが手持ちのスマートフォンやタブレットを使用し複数パターンの発声をすることで即時に嚥下機能の定量評価ができるようになります。
その結果、嚥下機能の低下を見逃さず専門的な検査へと進め、常に嚥下機能のレベルを把握しておくことで最適な嚥下食の提供の実施や重大な事象を未然に防ぐことにもつながります。
さらに、この開発した技術は言語に依存しない解析技術であることも特徴の一つ。将来的に、海外での展開も可能です。
これまで嚥下機能評価には「摂食嚥下障害認定看護師」「言語聴覚士(ST)」が状態を評価する、内視鏡を使用して嚥下の様子を直接観察するなどの方法が取り入れられてきました。
開発した新技術は簡単かつ恒常的に評価を行えるもの。今後3社はこの技術を通じて、高齢者の嚥下機能低下に関する社会課題の解決に貢献していく考えです。
(画像はホームページより)
【インフォメーション】
SOMPOホールディングス株式会社/SOMPOケア株式会社/PST株式会社 プレスリリース