My-IoT開発プラットフォーム、東京都の認知症高齢者向けIoT実証事業に採用
2021-09-06 22:21:00
2021-09-07 02:03:27
NPO法人ライセンスワーク(遠距離介護支援協会)は、令和3年度鳥取県公民連携推進事業補助金活用事業の採択を受け、「ヤングケアラーLINE相談窓口」を期間限定で開設していると2021年8月24日に発表しています。
研修を受け経験を積んだ全国の看護師・介護士と連携し、家族の介護をしている若年層・ヤングケアラーに向けに相談の対応をするプロジェクトです。
このプロジェクトは、若者にとって身近なコミュニケーション手段であるLINEを活用し、気軽に相談できるようにすることで、鳥取県内のヤングケアラーの状況を把握することを目的としています。
ヤングケアラーは家族の介護に関する悩みはもちろん、家族との関わり、自身の学業、進路などの問題と複雑に絡み合うことが多く、その相談者の悩みに対応するとともに、状況に応じて関係機関や支援策など情報の提供を行うものです。
また必要に応じて、本人の同意を得て適切な支援機関へつなぐサポートも検討しています。実施時間は、平日の午後6時から深夜1時、土日祝日は午前9時から深夜1時までとなっています。
ヤングケアラーとつながるために
ヤングケアラーは家族の介護による精神的・体力的な負担や、将来の悩みなどを抱えていますが、「誰かに相談するほどの悩みではない」「相談しても状況が変わるとは思えない」などの理由で相談につながりにくいという課題があります。
実際に受けた相談の中にも「誰かに相談する考えがなかった」という声があったことから、同協会ではヤングケアラーの相談に至るまでの心理的なハードルを下げるため、親しみやすいLINEでの相談窓口の実施に至りました。
(画像は遠距離介護支援協会の公式ホームページより引用)
【インフォメーション】
NPO法人ライセンスワークのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000067461.html