みーつけあ、介護ヘルパーと介護保険外サービスの利用者をマッチングする新サービスを構築
2021-12-22 13:36:00
2021-12-23 11:51:13
山形県は、12月21日、令和2年度における高齢者虐待および障がい者虐待の状況について発表しました。
高齢者への虐待について、施設従事者による虐待件数は4件で、前年度より1件増加。家庭での養護者による虐待件数は124件で、前年度より32件減少しました。
家庭での養護者による虐待については、被虐待者の約8割を「女性」が占める結果に。虐待者の約4割が「息子」、「身体的虐待」が約7割以上で、昨年度とほぼ同様の傾向が見受けられました。
これらの結果を踏まえ、県では介護施設職員や市町村職員を対象に未然防止のための優良事例の紹介や職員のストレスケアなど、資質向上に向けた研修会を実施。
また、パンフレットの作成・配布等による相談窓口、通報義務等の周知による県民の虐待防止の意識向上や、弁護士など専門家による相談支援体制の充実を図りたい考えです。
障がい者への虐待について施設従事者による虐待件数は3件で、前年度より2件減少。家庭での養護者による虐待件数は10件で、前年度より1件増加しました。
家庭での養護者による虐待において、被虐待者の割合は「男女同数」で虐待種別は「身体的虐待」「経済的虐待」が多い状況となっています。
これらの結果を踏まえ、県では障がい者福祉施設従事者等の資質向上に向けた障がい者虐待防止・権利擁護研修強度行動障がい支援者養成研修を実施するほか、「山形県障がい者権利擁護センター」の設置による相談体制の確保等に努めたいとしています。
(画像はホームページより)
【インフォメーション】
山形県 プレスリリース
https://www.pref.yamagata.jp/documents/25214/puress.pdf
山形県 ホームページ