ソフトバンクロボティクス×SOMPOケア「Pepper」のトライアルを開始
2021-10-15 09:57:00
2021-10-15 09:59:22
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会は、横浜市中区にある簡易宿泊所の2階にデイサービス「寿ワーカーズ」を開設したと2021年10月12日に発表しました。
ワーカーズコープは2016年より、横浜市の受託で簡易宿泊所に住む生活保護受給者の自立支援を目的に様々な活動を行っており、今回のプロジェクトもその一環として行われています。
かつて多くの日雇い労働者が住んでいた地区では、約9割の人が簡易宿泊所で生活保護を受けながら生活しています。
居住者の50%が高齢者と言われているように高齢化が進み、車いすや歩行器などの福祉用具だけでなく、介護や生活支援を必要としている人もいます。
ワーカーズコープは居住者との協議を重ね、2021年8月よりデイサービスである「横浜中部地域福祉事業所 寿ワーカーズ」を開設しました。
ここでは一般のデイサービススタイルのようにケアをするのではなく、利用者自らが自分で料理を作る、掃除をするなど自立して生きていくための場所となるプログラムを企画しています。
利用者のQOL(Quality Of Life)が向上すると見込まれるプログラムを積極的に取り入れ、利用者自身がその町の労働力となることで、住民の自立と地域の活性化につなげていくというものです。
同様の試みが大阪・釜ヶ崎地区でも行われています。ワーカーズコープは、地域住民とのコミュニケーションでその土地ならではのニーズを把握しながら、地域活性につながる事業を起こす取り組みを行っています。
(画像はプレスリリースより)
【インフォメーション】
ワーカーズコープのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000074386.html