高齢者介護事業「そよ風」の定期巡回プラン、訪問介護にはないケアを実現
2021-10-08 10:08:08
2021-10-08 10:11:02
一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会(以下、ケアラーアクションネットワーク協会)が、埼玉県と「ヤングケアラーオンラインサロン」を開催すると、9月29日に発表しました。
介護や世話、精神的なサポートなど、ケアを要する人が家族にいるのが「ケアラー」ですが、25年前からケアラーアクションネットワーク協会はそういった人たちを支援しています。今回は埼玉県が、2021年6月に一般公募していた委託事業「ヤングケアラーオンラインサロン」の採択を正式に受けました。
都道府県が公式な取り組みとして、ヤングケアラーが参加できるオンラインサロンを開催するのは全国で初となっており、10月31日にその初回開催を迎える予定です。
「ケアラー」の中でも18歳未満の子どものことを「ヤングケアラー」と呼んでおり、それぞれの状況を誰にも打ち明けられなかったり、生きづらさや孤独感を抱えたりして生活しており、社会課題となっています。
埼玉県では全国に先駆けて2020年3月にケアラー支援条例を制定し、同時に介護を担う若者「ヤングケアラー」が抱える問題にもいち早く着目して対策に乗り出しました。
ケアラーアクションネットワーク協会のヤングケアラー支援実績や、実際にオンラインサロンに参加して大人になった元ヤングケアラーから高い評価を受け、埼玉県が採択するに至っています。
(画像はプレスリリースより)
【インフォメーション】
一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会 「ヤングケアラーオンラインサロン」
https://young-carers.com/saitama_p_onlinesalon/
一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000087546.html