【介護職の転職】派遣会社・紹介会社経由での転職！メリットとデメリットは？

「自分にあっている職場」を見つけることは、転職をする目的のひとつですよね。介護業界での転職でも、それは同じです。

転職を考える際、一人ひとり重要視するポイントは違いますが、「自分にあっている職場」は仕事を長く続けていく上で欠かせないポイントです。

しかし、自分一人で転職先を探していると、給与などの待遇はわかっても施設や職員の雰囲気はなかなかわからないものです。

「転職前に施設の雰囲気を知りたい」「もっと細かい情報が欲しい」という方は、派遣会社と紹介会社の利用をおすすめします。

派遣会社と紹介会社経由で転職先を探す時に、より自分にあった求人を見つけられるように、当記事では派遣会社と紹介会社のメリットとデメリットを紹介します。

派遣会社と紹介会社のメリット

転職活動する上で派遣会社と紹介会社を利用すると、時間がない中でも自分にあった転職先を見つけやすいです。

しかし派遣会社や紹介会社を利用した経験がない方からすると、「本当に自分にあった求人が見つかるの？」「なんとなく利用するのに勇気がでない」など、不安に感じて行動に移せない方もいるでしょう。

介護業界で転職活動をしている方が、自分にあった求人を見つけられるように、ここでは派遣会社と紹介会社を利用するメリットを紹介します。

求人を探してもらえる

派遣会社と紹介会社は、自分の希望に沿った求人を探してくれます。

登録した派遣会社と紹介会社に給与や休日数など、希望を伝えるとそれに沿った求人を見つけてくれます。自分で求人を探す手間が省けるので、仕事をしていてなかなか転職活動に時間を割けない方も、スムーズに転職しやすくなるでしょう。

アルバイトやパートとして転職したい方は派遣会社、正社員として転職したい方は紹介会社の利用がおすすめです。

ミスマッチが少ない

派遣会社と紹介会社を利用すると、ミスマッチが起こりにくいメリットがあります。

自分で求人を探し転職活動をすると、求人情報しか当てにするものがないため、入職後に「思ってた施設と違う」という事態が起きる可能性があります。

派遣会社と紹介会社は給与面や待遇を教えてくれるのはもちろん、施設の雰囲気なども教えてくれるので、入職前と後のイメージの差異が起こりにくいです。

また派遣会社を利用して転職すると、「別の施設に移りたい」と思ったらすぐに別の施設に移れることが大きな魅力です。紹介会社だと正社員での雇用が多いので、すぐに別の施設に移るのは難しいでしょう

様々な施設で働きたいと考えている方にとって派遣会社の利用はおすすめです。

給与の条件交渉ができる

給与の条件交渉をしやすいのが大きな魅力です。

特に時給で働く派遣職員は、アルバイトやパートよりも時給が高い傾向にあります。人材不足が課題の介護業界は、多少時給が高くなっても人材が欲しいと考えている施設も多いです。

更に介護福祉士などの資格を持っていると、時給がアップしやすくなるでしょう。紹介会社の利用で転職した際は、正社員なので大幅な条件交渉は難しいかもしれませんが、多少給与の条件交渉ができる場合もあります。

給与面で多少融通を利かせたい方は、派遣会社や紹介会社の利用をおすすめします。

離職率が高い施設を避けられる

派遣会社と紹介会社を利用すると、離職率が高い施設を避けられます。

転職活動した際に「施設の雰囲気が悪い」「求人情報に書いていた情報と違う」など、入職後に自分にあわないと感じることがあります。

自分で転職活動をした際は、すぐに退職し別の施設を探すことは難しいですが、派遣会社だと自分にあわない時点ですぐに移動できるため、雰囲気が悪い離職率が高いような施設にあたってもすぐに逃げられるでしょう。

紹介会社経由の転職でも、自分の希望に沿った求人を丁寧に探してくれるので雰囲気も待遇も悪いような、離職率が高い施設をおすすめされることが少ないです。

離職率の高い求人にあたりたくない方は、派遣会社や紹介会社を利用しましょう。

派遣会社と紹介会社デメリット

自分の希望に沿った求人を探してくれる、ミスマッチが起こりにくいなど利用するメリットが多い派遣会社と紹介会社ですが、利用する上でデメリットもあります。

派遣会社と紹介会社のデメリットを事前に抑えておくことで、転職活動の不安が軽減されるでしょう。

転職活動の不安を軽減できるようにここでは、派遣会社と紹介会社のデメリットを紹介します。

会社によって求人の量が異なる

派遣会社、紹介会社によっては求人の量が異なる場合があります。

派遣会社や紹介会社を利用する上で大切なのが、「介護業界に強い会社」であることです。会社によっては介護業界だけではなく、多種多様な業種の求人を取り扱っている会社もあります。

そのような会社だと介護業界の求人が少なく、狭い選択肢から転職することになるため、自分の希望に沿った会社が見つからない場合があるでしょう。介護の現場の事情を把握していないことも考えられるので、会社側が自分に合う職場を的確に判断できない可能性があります。

「介護業界に強い会社」かどうかは、事前のリサーチである程度わかるでしょう。リサーチを行った上で派遣会社と紹介会社に登録することで、希望に沿った施設への転職できる可能性も高まります。

契約期間がある

派遣として転職した際には、契約期間があります。

転職した施設が自分の理想の環境だった場合、できるだけ同じ施設で長く働きたいと考えると思いますが、契約期間の終了を告げられた場合その希望は叶わなくなります。

介護業界は人材不足が課題なので、契約期間が終了しても働く場所に困ることは考えにくですが、同じ施設で長期間働きたい方には大きなデメリットになるでしょう。

紹介会社で転職する際は正社員での雇用が多いので、契約期間が終了することはないので安心して働けます。

同じ施設で長く働きたい方は、紹介会社の利用がおすすめです。

不安定なイメージ

派遣で働くとなると不安定なイメージが強いです。

派遣は様々な施設で働き、給与も時給制なので同じ場所で働き続け、月給制の正社員と比較すると不安定に感じるでしょう。主婦の方や一時的に派遣として働くという方には、派遣でも問題ありません。

しかし安定した職につきたい方、将来の不安を感じたくない方は紹介会社を利用して、正社員として働くのがおすすめです。

派遣会社と紹介会社で転職活動してみよう

ここまで派遣会社と紹介会社の、メリットとデメリットを紹介しました。

派遣会社と紹介会社を利用すると、ミスマッチが少なく自分の希望に沿った求人を探してくれる、給与の交渉もできます。そのためより自分にあった職場が見つかりやすくなるでしょう。

会社によって求人の量に差がある、不安定なイメージがあるなどのデメリットもありますが、自分の働き方によって派遣会社か紹介会社を選ぶことでデメリットを解消できるでしょう。

派遣会社と紹介会社の違いは以下の通りです。

・様々な施設や時給制で働きたい方は派遣会社

・正社員として安定した環境で働きたい方は紹介会社

派遣会社を利用すると、自分に合わない職場に配属されても、すぐに別の施設に移動でき、自分にあった環境を見つけやすいという特徴がありますが、不安定なイメージやボーナスが支給されない場合があるというデメリットもあります。

紹介会社を利用すると、正社員の求人が多いため、安定した給与をもらいながら働けるという特徴があります。しかし、すぐに別の施設に移れないなど、自分に合わない会社で働く可能性があるというデメリットも考えられます。

自分が希望する働き方によって、派遣会社か紹介会社を選び自分にあった転職先を見つけましょう。