インターネットインフィニティーがケアマネ対象の調査を実施

2021-10-01 10:11:28

喘息の症状がある利用者を担当するケアマネは31

株式会社インターネットインフィニティーが9月17日から9月20日にかけて、「ケアマネジメント・オンライン」に登録する会員ケアマネジャー(居宅介護支援事業所、地域包括支援センターに勤務)582人を対象に、要介護高齢者の医薬品独自調査サービス「CMNRメディカル」で、喘息に関するアンケート調査を実施、その結果を9月29日に発表しました。

同調査において、『診断はされていないが、喘息の症状がある利用者を担当しているケアマネジャーの割合』を調べたところ、「いる」との回答が全体の31%、「いない」が69%になりました。

また、『喘息の症状がある利用者が10人いた場合、受診推奨している人数』を調べると、「10人」との回答が全体の76.1%で最多、「0人」が8.6%、「5人」が3.4%などと続いていており、多くのケアマネジャーが受診推奨していることが分かっています。

 

ケアマネジャーの喘息に対する理解度は改善の余地あり

『ケアマネジャーによる喘息の知識に関する認知度』を調べると、「喘息での死亡はそのほとんどが高齢者」の項目で、「正しい」認識だったのが27.3%、「喘息の吸入薬は正しく吸うことが難しい」では、「正しい」認識だったのが68.4%と、ほかの項目よりも「正しい」の割合が低く、改善の余地があることが分かりました。

『「喘息での死亡はそのほとんどが高齢者」の回答ごとに見た喘息の症状がある利用者(診断なし)を担当している割合』を調べると、正解したケアマネジャーでは「いない」が63%、「いる」が29%、「分からない」が8%、不正解のケアマネジャーでは「いない」が58%、「いる」が25%、「分からない」が17%という結果が得られています。

 

不正解者が服薬できている利用者の割合を高く回答

『「喘息の吸入薬は正しく吸うことが難しい」の回答ごとに見た吸入薬の服薬を8割以上行えていた利用者の割合』を見ると、「10割(全員服薬を8割以上行えていた)」と、「7~9割」の回答の割合が、不正解だったケアマネジャーのほうが高くなっていることも分かりました。

また、『服薬を8割以上行えていたのに症状が改善しなかった利用者を担当したことがあrケアマネジャー』を調べると、「いる」との回答が全体の25.4%、「いない」が74.6%となっており、4人に1人以上の割合で担当経験があることが結果として得られました。

(画像はプレスリリースより)

(調査結果の数値は「ケアマネジメント・オンライン」調べ)

 

【インフォメーション】

ケアマネジメント・オンライン

https://www.caremanagement.jp/

株式会社インターネットインフィニティー プレスリリース

https://ssl4.eir-parts.net/doc/6545/tdnet/2027611/00.pdf

株式会社インターネットインフィニティーのプレスリリース(PR TIMES)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000125.000012000.html