ダイハツ「福祉介護・共同送迎サービス『ゴイッショ』」開始

2021-10-25 11:53:33

福祉介護MaaSを来春より開始

ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)は、2022年春より、地域の高齢者の移動や暮らしを支援する「福祉介護・共同送迎サービス『ゴイッショ』」の提供をスタートします。

「ゴイッショ」は、通所介護施設の送迎業務を地域で共同化するサービス。介護施設の送迎業務への負担を軽減し、人材不足の課題解決を目指します。

また、施設の送迎だけでなく、送迎の空き時間を活用して「買い物支援などの移動サービス」「宅食サービスなどモノの配送」を付加することで地域移動をサポートする仕組みを構築する予定です。

 

高品質な介護サービスの提供に貢献

ダイハツは、2018年「らくぴた送迎」の提供をスタート。介護施設が個別で実施している送迎業務の効率化をサポートしてきましたが、地域によっては個別で行う送迎業務への負担が課題となっている様子がうかがえました。

そこでダイハツと香川県三豊市は、2020年11月に実証事業を実施。その結果、これまで介護施設が施設ごとに行ってきた送迎業務を外部委託することにより業務負担が軽減されること、また、地域で共同化することにより効率的な稼働が実現できることなどが明らかになりました。

さらに、他の自治体へも聞き取り調査を実施。エリアや人口規模に関わらず、同様の課題を抱えている自治体の多いことがわかりました。

これらの状況を鑑みダイハツでは、今回「福祉介護・共同送迎サービス『ゴイッショ』」として全国展開することを決定。2022年春の提供スタートに先駆け、「ゴイッショ」の導入を検討する自治体を現在募集中です。

(画像はプレスリリースより)

 

 

【インフォメーション】

ダイハツ工業株式会社 プレスリリース

https://www.daihatsu.com/jp/news/2021/20211021-1.html