福島県×佐川急便 地域の見守りの取り組みに関する協定を締結

2021-12-28 16:32:42

地域福祉の向上に貢献

福島県は、12月24日、佐川急便株式会社南東北支店(以下、佐川急便)と地域の見守りの取り組みに関する協定を締結するにあたり、協定締結式を執り行いました。

 

 

官民連携だからできること

この協定により、佐川急便は業務全般を通じて、県内各地域における見守り活動に協力することになりました。

具体的に、佐川急便は業務で個人宅等を訪問した際、「玄関に施錠もなく呼び出しても応答がない」「郵便受けに新聞や郵便物がたまっている」「日中にもかかわらず外灯が点灯されたまま」「日没後でもカーテンが閉められておらず人影も確認できない」ケース。

また「罵声が聞こえる、物を投げる音がするなど、虐待や暴行を受けているおそれがある」「一人暮らしで強く認知症であることが疑われる」「その他、異変等が発生していると推測できる状況」のような事象を発見したら各市町村の担当部署に連絡する、あるいは緊急を要する場合には救急車の手配や警察への連絡を行います。

 

 

高齢者などの生活を見守る取り組みを推進

これまでの見守りとは民生委員によるもので、常時見守ることは困難。そのうえ見守りは、一人暮らしの高齢者を対象としたものがほとんどでした。

しかし、今回のような民間事業者との協定を結ぶことによる見守りは日頃の業務活動の中で無理なくできるもの。日常生活の中で見守りの目を増やせるため、幅広い見守り網をめぐらすことが可能です。

県では平成25年3月12日、生活協同組合コープふくしま、コープあいづ福島県南生活協同組合と初めて見守り協定を締結。以来、様々な事業者と見守り協定を締結しています。

(画像はプレスリリースより)

 

 

【インフォメーション】

福島県 プレスリリース

https://www.pref.fukushima.lg.jp/