大塚製薬など、抗精神病薬「ブレクスピプラゾール」のさらなる有効性を確認
2022-07-01 12:53:00
2022-07-01 12:58:09
株式会社日本能率協会総合研究所は、高齢者の「きもち・考え」や「楽しさ・喜び」などの意識を把握することを目的に、60~90歳男女2,500名を対象に自主企画調査を実施し、2022年6月23日に結果を発表しました。
高齢者向け施設への入居きっかけ・タイミングは「自分ひとりでは生活が困難になったとき」が約6割と最も多く、年代別では60代後半が7割を超えています。
また「配偶者と死別したとき」という回答は男性では80代前半が3割を超える一方、女性は60代前半を除き1割以下となっています。「高齢者向け施設には入りたくない」という回答は全体の2割で、男女ともに年齢が上がるにつれその傾向も高まります。
高齢者向け施設を選ぶ際に重視するのは「医療サービスが受けられること」「自由に過ごす時間が確保されていること」の2つで、特に女性は70代前半で8割近く、「住環境が充実していること」も女性に多く60代後半で6割半です。
現時点で入居を希望している、検討している高齢者向け施設の種類について聞いたところ、民間施設では「介護付き有料老人ホーム」が27.0%、公的施設では「特別養護老人ホーム(特養)」が27.2%、「分からない・今は決められない」が約4割と最も多い回答となりました。
高齢者向け施設へ入居する意欲がある人は、「家族と相談する」「エンディングノートを書く」「資産整理をする」など様々検討する傾向が見られ、意欲がない人と比べ10ポイント以上高いことが分かりました。
入居の意欲がある人は「楽しさ・喜び」を感じる52の事柄に対し、51項目で意欲のない人の割合を上回っています。
特に差が付いたのは、「ヨガ・体操をしているとき」「繁華街やウィンドウショッピングをしているとき」「オンラインやTV電話で家族や友人とおしゃべりしているとき」「海外旅行で観光しているとき」などです。
高齢者施設を選ぶ際の「自由な時間」や「住環境」を重視する回答と、生活を楽しむ傾向を見ると、レポートでは入居意欲がある人のほうが施設での生活を前向きに考える傾向があると推察しています。
(画像はプレスリリースより)
【インフォメーション】
日本能率協会総合研究所のプレスリリース(@Press)