大阪府八尾市が介護予防・日常生活支援総合事業を案内

2021-10-27 10:34:53

「給付」から市町村が実施する「事業」へと移行

大阪府八尾市が2017年4月から、「介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)」を実施しており、その内容などを10月19日に案内しました。

2025年に団塊の世代が75歳以上となることから、全国的に高齢者が住み慣れた地域で、人生の最後まで自分らしい暮らしが続けられる仕組み、「地域包括ケアシステム」の構築が進んでいます。

同市でも地域包括ケアシステムの実現に向けた取り組みの一環として、「介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)」を展開。要支援認定を受けている人の「介護予防訪問介護」と、「介護予防通所介護」を全国一律の「給付」から、市町村が実施する「事業」へ移行し、それぞれの事情に応じてさまざまなサービスが提供できるようになりました。

 

 

「介護予防訪問介護」が訪問型サービスに

「介護予防訪問介護」と「介護予防通所介護」が、全国一律の「給付」から市町村が実施する「事業」へ移行することで、介護予防訪問介護は訪問型サービス(基準緩和・シルバー人材センター)に、介護予防通所介護は通所型サービス(短期集中)になります。

また、「介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)」では、従来の介護予防事業とは異なり、地域生活の中で高齢者が意欲を持って、体操といった通いの場に参加することなどを通じ、介護予防に継続的に取り組んでいけるように支援していきます。

(画像は大阪府八尾市 ホームページより)

 

 

【インフォメーション】

大阪府八尾市 「健康・福祉・医療」

https://www.city.yao.osaka.jp/0000036667.html